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2024年11月22日金曜日
ホームニュースハリス副大統領とは20年来の付き合い?亡きスティーブ・ジョブズ氏の妻ローレンさんが公職に就く可能性

ハリス副大統領とは20年来の付き合い?亡きスティーブ・ジョブズ氏の妻ローレンさんが公職に就く可能性

来る11月に行われる米大統領選挙を控え、カマラ・ハリス民主党候補と故スティーブ・ジョブズの妻ローレン・パウエル・ジョブズ氏の関係に注目が集まっている。もしハリス候補が当選した場合、ジョブズ氏が公職に就く可能性があるとの展望も出ている。

米ニューヨーク・タイムズ(NYT)は24日(現地時間)、ローレン・パウエル・ジョブズ氏がハリス候補の背後で積極的な役割を果たしていると報じた。

ジョブズ氏とハリス候補の初対面は2003年に遡る。ジョブズ氏は当時、サンフランシスコ地方検事長に出馬したハリス候補の選挙対策本部に500ドル(約7万2357円)を寄付し、縁が始まった。

その後、ジョブズ氏はハリス候補と専用機で旅行に行ったり、ハリス候補の家族行事にも出席した。2014年のハリス候補と夫デューグ・エムホフ氏の結婚式に参列し、同年ジョブズ氏の息子の結婚式にもハリス夫妻が招待された。ジョブズ氏とハリス候補は同じ皮膚科に通っているほど親密な関係で知られている。

NYTによると、ジョブズ氏はバイデン大統領の大統領選向けテレビ討論会の後、「候補の差し替え」を主導したり、「バイデン不敗論」に関する世論調査も指示するなど、ハリス候補を支持してきた。ハリス候補も大統領候補指名を受諾する前からジョブズ氏に政治的な助言を求めていたとされている。

ジョブズ氏のこのような行動により、ハリス政権が発足した場合、彼彼女が公職に就く可能性があるとの見方も出ている。ジョブズ氏は2022年に行ったメディアインタビューで「目標にしているわけではないが、もし機会があるのなら避けるつもりはない」と語り、公職進出の可能性をオープンにしていた。

ジョブズ氏は1985年ペンシルベニア大学を卒業し、メリルリンチ、ゴールドマン・サックスなどウォールストリートで活躍した。スタンフォード大学MBA(経営大学院)時代に夫スティーブ・ジョブズに出会い、1991年結婚した。

夫の死後、約110億ドル(約1兆5914億円)を有する資産家になったと知られるジョブズ氏は、2015年非営利団体「XQインスティテュート」を設立し、教育や気候変動問題に関心を示している。

一方、ハリス候補が来る27日アリゾナ訪問を予定している中、24日ハリス候補のアリゾナ選挙対策本部の事務所が銃撃を受ける事件が発生した。現地警察は人的被害はなかったと発表した。

引用=EPA/聯合ニュース

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