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2024年12月22日日曜日
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「指導者に対する絶対的な忠誠こそ最も重要な国の伝統文化」北朝鮮が若い世代の思想統制に躍起

引用:Shutterstock

北朝鮮では若い世代に対し、金正恩総書記への絶対的忠誠を統制する動きを強めている。

27日、朝鮮労働党の機関紙である「労働新聞」は1面をつかって、「指導者に対する絶対的な忠誠こそ私たちの革命の高貴な遺産であり、最も重要な国の伝統文化である」と伝えた。

さらに、「指導者に対する絶対的な忠実性は私たちの革命、私たちの国家発展の強力な原動力であった」と述べ、青年世代にもこれらの伝統文化を継承するよう訴えた。

特に新世代である青年世代が金日成主席が率いて革命を開拓した抗日闘争世代、そして金正日委員長の下、苦難の道を耐え抜いた前世代の崇高な精神を受け継ぐべきであると強調した。

北朝鮮当局は、若い世代が「指導者への忠誠」という伝統文化を継承できなければ、強国への道と革命に停滞が訪れると警告した。

これは現体制維持に相対的に無関心で外部文化に開放的な青年世代の思想を統制しようとする意図を含んでいるとみられる。

北朝鮮は近年、青年世代が韓国や西洋文化に触れることにより国の体制や共産主義の思想に影響を与えるのを防ぐため、様々な法的措置を講じてきた。

2020年には反動思想文化排撃法、2021年には青年教養保障法、2023年には平壌文化語保護法等を続けて制定し、若い世代に対する統制を強化してきた。

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