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2024年12月22日日曜日
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IAEA事務総長が北朝鮮の核兵器保有を認め、国際社会との対話を再開すべきと主張!外交的解決の重要性を強調

引用=EPA聯合ニュース

 国際原子力機関(IAEA)のラファエル・グロッシ事務総長は、世界が北朝鮮の核兵器保有を認め、国連など国際社会の制裁にもかかわらず対話に乗り出すべきだと主張した。

グロッシ事務総長は26日(現地時間)AP通信とのインタビューで、北朝鮮との対話が途絶えたことで解決されたものがあるかと疑問を提起し、これがかえって状況を制御不可能な状態に悪化させているのではないかと懸念を指摘した。

彼は北朝鮮の核プログラムが国連安全保障理事会の制裁と国際法に違反した点において非難されるべきだとしながらも、2006年北朝鮮が事実上核兵器保有国となったにもかかわらず国際社会との接触がなく、北朝鮮の核開発プログラムはさらに拡大したと述べた。

彼は「北朝鮮が核兵器に関連する活動を中止するよう強調しつつ、すれ違いの多い対話を止める方法を考えるべきだ」と述べ、「私たちは積極的でなければならず、対話の門は常に開いていなければならない」と語った。

グロッシ事務総長は現在北朝鮮の状況が非常に憂慮されるが、同時に外交的な解決が必要であり、信頼回復のためには「非常に慎重で外交的な準備が必要だ」と述べた。

また「それが可能であると期待している」と述べ、核安全のため北朝鮮との接触は可能な選択肢の一つになるとの予測を立てた。

わずか2週間前、北朝鮮が核兵器の製造に使用し得るウラン濃縮施設を公開したことに関してはIAEAの分析が「非常に、非常に堅固だった」ことを示したとして、「北朝鮮は国際核安全基準が守られているか確認できない膨大な核プログラムを保有している」と述べた。

さらに北朝鮮が核弾頭を30個あるいは50個保有しているとの観測があり、キム・ジョンウン(金正恩)北朝鮮国務委員長が核兵器研究所で核兵器を飛躍的に増産するよう指示したことが何を意味すると思うか問い返した。

続いて中国が核兵器保有量を増やし、アメリカが核兵器の近代化を進めている点、特にウラジーミル・プーチン・ロシア大統領が核使用の原則を改定していることに言及し、「深刻で憂慮すべきである」と述べた。

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