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2024年11月14日木曜日
ホームニュースまるで刑務所?全寮制中学校で門限の15分後にトイレに行った男子生徒に反省文を命令

まるで刑務所?全寮制中学校で門限の15分後にトイレに行った男子生徒に反省文を命令

引用=SCMP、ニューシス

 中国のある全寮制の中学校で、夜間通行禁止時間にトイレに行ったという理由で生徒に反省文を書かせ、それをコピーした1000部を他の生徒たちに配布したという事件が報じられた。

去る25日(現地時間)サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、中国・陝西省にある某全寮制の中学校に在学中の3年生A君が、門限時間を15分過ぎた午後11時頃にトイレに行った際、教職員に注意を受けたという。

この学校の夜間通行禁止時間は午後10時45分からで、門限時間後に生徒が寮内を歩き回ることは禁じられている。そのため、門限時間後にトイレを使用したい場合、寮の管理者の許可を得なければならないという。

学校側はこのような規則を破ったという理由でA君に反省文を書かせ、それをコピーした1000部を他の生徒に配布するよう指示した。また、A君はクラスの道徳評価点数を5点も減点されたとされている。

A君は反省文に「学校の規則を破った。夜にトイレに行き、他の生徒の睡眠を妨げてしまった」、「クラスのみんなには本当に申し訳ないと思っている。今後、このようなことは二度と繰り返さない」という内容を書いたと伝えられた。

この内容は、中国のSNSなどを通じてすばやく拡散した。ネットユーザーからは「午後11時以降にトイレに行くことが、なぜ学校の規則違反になるのか理解できない」、「刑務所のようだ」など、批判の声が殺到したという。

これに対し、教育当局はこの学校に懲戒政策の修正を要請し、A君が使った反省文のコピー費を補償するよう指示したと発表した。

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