先月、米アップルが発売した新製品「iPhone 16」シリーズの一部カラーから色移りするという問題が浮上した。
最近、ソーシャルメディア(SNS)にはiPhone16のピンクを事前予約で購入したAさんの書き込みが投稿された。Aさんは「先月21日に製品を受け取った。今日で4日目だが、スマートフォンケースに色移りする現象が発生した」と述べた。
Aさんは「アップルのサービスセンターにも行ってきたが、機器上の問題ではなく外観上の色移りや塗装が剥がれるのは異常ではないと言われた」とし、「一般的な事例ではなく不具合と判定できないという回答しか返ってこなかった」と語った。
さらに、「案内されたアップルの公式サポートセンターにも問い合わせてみたが、『サービスセンターの診断によってのみ交換、返品が可能だ』と繰り返すのみだった」と述べた。
公開された動画には、iPhone16のピンクに装着された透明なケースを取り外すと、音量ボタンの上部、充電コネクタの部分、背面のカメラの横の部分などがピンクに色移りしている様子が映っていた。
iPhoneは以前にも同様の現象で物議を醸したことがある。iPhone12シリーズやiPhone7シリーズの一部カラーでも変色する現象が確認されたが、アップル側は何の対応もなかったと伝えられている。
これに対して韓国の消費者は「当時も不良ではなく汗のせいだと流されたが、今回も同じだ」、「デニムでもあるまいし、携帯電話の色落ちだなんてありえない」といった反応を見せた。