メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

中国のプーさんがついにネットスラングを取り締まる、その狙いとは?

佐藤美穂 アクセス  

タンピン(寝そべり族)、ジウツァイ(ニラ/中流層の人物を指す俗語)などが対象

RFA「中国当局が同音異義語を使った、間接的な批判を遮断する目的」

中国当局がオンラインで使用される卑俗な言葉や無分別な略語などを取り締まるキャンペーンを開始したと、米国の「自由アジア放送(RFA)」が15日に報じた。

中国のインターネット規制当局であるインターネット情報弁公室(CAC)は、最近ホームページに掲載した通知文で、「インターネット上での中国語やその他の文字の不規則な使用による混乱を正すため、教育部と共に特別取り締まりキャンペーンを実施する」と発表した。

「清朗」と名付けられたこのキャンペーンは、ウェブサイトの人気検索語やホームページで使用される規範化されていない非文明的な言語の取り締まりに重点を置くと、CACは述べた。

また、同音異義語や音声と形状の歪曲、卑俗語などの表現や、悪い表現や歪曲の可能性が高い曖昧な表現も取り締まりの対象だと伝えた。

専門家たちは、このキャンペーンがZ世代(1990年代中後半から2000年代初頭に生まれた世代)がソーシャルメディアなどインターネットでスラングや略語を広範に使用することを防ぐ意図が含まれていると分析している。

今回の取り締まりが同音異義語を利用して検閲を回避し、中国共産党と政府を回避的に批判するインターネット用語を狙っているという見方も出ている。

RFAによると、中国のインターネット検閲官は、1989年の天安門虐殺や、くまのプーさん(Winnie the Pooh)など、インターネットで禁止された敏感な単語に関する巨大なデータベース(DB)を保有しているという。

特に、くまのプーさんは習近平国家主席に似ていることから、禁止用語リストに含まれているとされる。

ある元インターネット検閲官はRFAに、中国当局がZ世代が広く使うインターネットスラングに対して、懸念が高まっていると指摘した。

中国が標的とする用語としては、「タンピン(寝そべり族)」、株式の個人投資者に相当する「アリ」に似た概念の「ジウツァイ(ニラ/中流層の人々を指す俗語)」、習近平主席のあだ名の一つである「親自部署(自ら親しい人々を重要なポジションに配置すること)」も標的となる可能性が高いとRFAは予測した。

17世紀、中国の反乱指導者であるチェン・シェンチョン(張獻忠)の名前から由来した、シェンチョン(獻忠)という言葉は、刃物事件を意味するように変化して使われており、「死ぬほど笑う(XSWL)」、「ガラスのメンタル(BLX)」などの略語も若者の間で広く利用されている。

過去にシナやウェイボー(微博・中国版X)で検閲を担当していたリウ・リーファン氏はRFAに対し、「このようなすべてのスラング表現を遮断すれば、公式な記述と定義のみが使用されることになる。今回の措置は一種の報道統制措置である」と語った。

佐藤美穂
CP-2023-0299@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • ナイジェリアで1週間ぶり“2度目”の大規模学生拉致…政府警告を無視して授業強行、200人超が犠牲に
  • 「対米投資も米労働者の訓練もしてくれ!」関税交渉で“わがまま言い放題”のトランプ政権に台湾苦戦
  • 「観光客は昼来るな!?」東京のそば店、“観光客お断り”の張り紙で大炎上!本部が即座に撤去指示
  • 「スイス、女性徴兵制の是非を国民投票へ」賛否双方が“男女平等”を掲げるという奇妙な対立に
  • 「中国、レアアース覇権を急拡大!」19カ国と採掘協力強化で“安定供給網”を構築
  • 「中立どころかロシアとグルじゃないか!」米露の“秘密協議”流出でウクライナ世論激怒

こんな記事も読まれています

  • 「免許もいらないって?」、米国でフライングカーがついに公開飛行
  • 整備工場が絶対に言わない、“見落とすだけで年間数万円消える習慣”
  • トヨタが米国で再値上げに踏み切る、強気の価格戦略は日本市場にも波及するのか
  • 急な冷え込みが招く“静かな危険”、朝の凍結チェックを知らずに壊れる車
  • 沖縄で“飛来鉄板”が運転席を襲う寸前!トルコでは巨大木材が頭上に落下…紙一重の“死の瞬間”が映像に
  • 「チョコチップクッキーかな?」見ているだけで幸せ…ぷにゅっとした黒い肉球に悶絶必至
  • ナイジェリアで1週間ぶり“2度目”の大規模学生拉致…政府警告を無視して授業強行、200人超が犠牲に
  • 「対米投資も米労働者の訓練もしてくれ!」関税交渉で“わがまま言い放題”のトランプ政権に台湾苦戦

こんな記事も読まれています

  • 「免許もいらないって?」、米国でフライングカーがついに公開飛行
  • 整備工場が絶対に言わない、“見落とすだけで年間数万円消える習慣”
  • トヨタが米国で再値上げに踏み切る、強気の価格戦略は日本市場にも波及するのか
  • 急な冷え込みが招く“静かな危険”、朝の凍結チェックを知らずに壊れる車
  • 沖縄で“飛来鉄板”が運転席を襲う寸前!トルコでは巨大木材が頭上に落下…紙一重の“死の瞬間”が映像に
  • 「チョコチップクッキーかな?」見ているだけで幸せ…ぷにゅっとした黒い肉球に悶絶必至
  • ナイジェリアで1週間ぶり“2度目”の大規模学生拉致…政府警告を無視して授業強行、200人超が犠牲に
  • 「対米投資も米労働者の訓練もしてくれ!」関税交渉で“わがまま言い放題”のトランプ政権に台湾苦戦

おすすめニュース

  • 1
    「トランプのせいなのか?」NFLトランス女性が突然除名、政権交代と同時発生の異様な一致

    トレンド 

  • 2
    「腹の中に9kgが溜まっていた」便秘放置で40代男性死亡、施設内部の判断に疑問が集まっている

    トレンド 

  • 3
    「完璧な息子はもうやめる!」東京大学卒・ミズキさん、“女装”とライブ配信で新たな人生

    トレンド 

  • 4
    「まだ生きていた!」棺で目覚めた60代女性、火葬直前の復活劇に家族絶句

    トレンド 

  • 5
    教え子一家3人殺害のテコンドー指導者に最高刑求刑…“成功者の虚像”が招いた惨劇

    トレンド 

話題

  • 1
    虚偽主張に終止符か?不倫疑惑浮上の歌手が通話録音を公開し無罪 被告側は不服として上告

    エンタメ 

  • 2
    日本デビュー3カ月でオリコン3位の快挙!ILLITの新曲MV、公開29時間で1,000万回再生突破

    エンタメ 

  • 3
    韓国で故意に髪を鍋へ落とした女子学生、返金を狙った手口だった

    トレンド 

  • 4
    コロナを乗り越えて結ばれたアイドル、ウェディングプランナーも入れずに自ら結婚式を準備?

    エンタメ 

  • 5
    結婚3年目のイ・スンギ、祝儀で明かす芸能界の意外な人間関係?「妻も認める信頼の絆」

    エンタメ