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2024年11月17日日曜日
ホームニュースウクライナ戦争で派遣された北朝鮮軍が集団脱営!ロシアと北朝鮮の軍事同盟に暗雲

ウクライナ戦争で派遣された北朝鮮軍が集団脱営!ロシアと北朝鮮の軍事同盟に暗雲

ロシア支援のため派遣された北朝鮮軍、集団脱営

ウクライナとの戦争で兵力不足に陥ったロシアが、北朝鮮軍の支援を受けていると報じられている。現地メディア「キーウポスト」によると、北朝鮮は大隊規模の部隊を編成しているという。

しかし、ロシア支援のために派遣された北朝鮮部隊の兵士たちが集団脱営したとの情報が伝えられている。

15日(現地時間)、ウクライナ軍の高官は、ウクライナと接するロシアのブリャンスク州付近の国境地帯で、北朝鮮軍兵士による集団脱営事件が発生したと明らかにした。

これらの兵士は、6月に締結された北朝鮮・ロシア間の条約における「相互軍事援助」条項に基づいて派遣された兵力の一部と推測されている。

ウクライナ軍高官は「ロシアのブリャンスク州とクルスク州の間、ウクライナ国境北西約7km地点で北朝鮮軍兵士18人が脱営したという情報を入手した」とし、「ロシア軍は彼らを捜索している」と述べた。

脱営の正確な理由は確認されていないが、ロシア軍側は北朝鮮軍の脱営の事実および部隊編成自体を隠蔽しようとしているとされる。

砲弾・ミサイルに続き「兵力」支援も明らかに

ロシアによるウクライナ侵攻において、北朝鮮から砲弾・ミサイルなどの従来型武器に加え、兵力の支援まで受けているという疑惑が現実味を帯びてきた。

ウクライナ側は「北朝鮮・ロシア同盟」の強化を指摘し、北朝鮮を非難。武器だけでなく、人員まで支援することは容認できないと反発している。

アメリカも懸念を表明しており、「ワシントン・ポスト」は「北朝鮮の歩兵数千人がロシアで訓練を受けており、今年末には戦争の最前線に配備される可能性がある」と伝えた。

6月19日、ウラジーミル・プーチン・ロシア大統領が北朝鮮を訪問し、金正恩国務委員長と「包括的戦略パートナシップ条約」を締結した。

この条約には、互いにあらゆる手段を動員して軍事的援助を提供できるという内容が含まれている。

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