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2024年10月21日月曜日
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冷暖房修理で百万長者に!プライベートエクイティファンドが注目するHVAC企業の成功事例

アメリカでは、冷暖房空調(HVAC)修理の技術者たちが新たに「百万長者」の仲間入りをしているというニュースが話題になっている。

最近、プライベートエクイティファンドが収益性の高いHVAC企業を多数買収したことで、注目される職業群として浮上している。

アメリカのウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が14日(現地時間)に報じたところによると、2022年以降、プライベートエクイティファンドが買収したHVAC企業の数は800社を超えている。

これは小規模および非公開の取引を除いた数字であり、実際の買収規模はこれよりも大きいと考えられている。

プライベートエクイティファンドのレッドウッドサービスのアダム・ハノーバー会長は「現在、業界ではすべての投資家がHVAC事業に関心を持っている」と説明した。

実際、レッドウッドサービスは過去4年間で、企業規模が100万~2000万ドル(約1億4900万~29億9000万円)のHVAC企業35社を買収している。

レッドウッドサービスが買収した大規模HVAC企業「ライトウェイ」は、資本を増強することでサービス用トラックと従業員を増やし、新入社員教育プログラムも導入した。その結果、ライトウェイの年商は3000万ドル(約44億8000万円)から7000万ドル(約104億5000万円)に2倍以上引き上げられた。

アメリカ・アリゾナ州ツーソンで働くアーロン・ライス氏(43歳)は、2022年に自身の会社をプライベートエクイティファンドに売却した。彼は過去にメタンフェタミン販売の容疑で5年間服役した後、2012年に同僚のマイク・ナガル氏と共に下水道検査および修理を専門とする会社を共同で設立し、成長させた。

従業員18名、売上約300万ドル(約4億4800万円)程度で会社が運営されていた頃、売却の提案があった。

当時、売却の意志はなかったものの、同じ地域の企業であるライトウェイに合併される代わりに、株式を保有して会社経営に対する発言権を持てるという条件に魅力を感じ、売却を決めたという。

ライス氏はライトウェイの下水道部門の管理者として引き続き働いており、50歳での退職を目指して残り7年を過ごしている。

投資家たちはHVAC事業の発展可能性を高く評価している。プライベートエクイティファンドのアルパイン・インベスターズの創業者、グレアム・ウィーバー氏は「企業をリードしたいと思っている人は、トイレの詰まり、ボイラー修理、エアコン設置などを通じて安定した収入を得られる職業を検討するべき」と述べ、「1000万~3000万ドル(約15億~44億8000万円)の価値がある事業を構築できる」と指摘した。

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