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2024年11月18日月曜日
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致死率88%に達する急性熱性伝染病に対し、WHOが発表した驚きのニュースとは?

引用=聯合ニュース

 致死率が最高88%に達する急性熱性伝染病「マールブルグ病」を克服するため、アフリカのルワンダで初の治療薬臨床試験が開始されたと世界保健機関(WHO)が発表した。

 WHO事務局長のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス氏は16日、ソーシャルメディアX(旧Twitter)を通じて「ルワンダでマールブルグ病治療のための世界初の臨床試験が開始された」と発表した。

今回の臨床試験の対象となった薬剤は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の治療にも使用された抗ウイルス薬、レムデシビルとマールブルグウイルスに対応するように設計された特殊な抗体、MBP091である。

WHOは「今回の臨床試験の目的は、レムデシビルとMBP091の安全性と有効性を検証することだ」とし、「研究者、薬剤開発者、アフリカ各国の保健当局者が約2年間をかけて準備してきた」と説明している。

マールブルグ病は、最大88%の高い致死率と強い感染性によりエボラウイルスと似ているとされる急性熱性伝染病であり、高熱、激しい頭痛、出血などの症状を伴う。1967年にドイツのマールブルグで初めて集団発生したことからこの名がつけられた。

マールブルグウイルスは、果物を食べる大型コウモリを宿主とし、公式に確認された一次感染源はウガンダから輸入されたアフリカ産の長尾猿である。ウイルスは、人から人へは血液や嘔吐物などの体液接触を通じて感染が広がり、潜伏期間は4〜9日である。

現在、公認された治療薬は存在せず、感染した場合は症状を和らげるための水分補給など、対症療法にとどまっている。

ルワンダでは先月27日に初の発病例が確認された。その後、58件の感染例が確認され、そのうち13人の患者が死亡するなど、急速に感染が拡大している。ルワンダで感染検査を受けた人数は2700人を超えている。

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