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2024年12月22日日曜日
ホームニュース石破首相、北朝鮮との首脳会談に意欲!拉致被害者家族と面会し「解決は時間との戦い」

石破首相、北朝鮮との首脳会談に意欲!拉致被害者家族と面会し「解決は時間との戦い」

石破茂日本首相は17日、北朝鮮によって拉致された日本人被害者家族と面会し、拉致問題の解決と日朝首脳会談への意欲を明らかにした。

この日、共同通信によると、石破首相は首相官邸で、拉致被害者の象徴的存在である横田めぐみさんの母親ら被害者家族と初めて面会した。石破首相は「首脳同士が大局的な視点を持ち、率直に意見を交わすことが非常に重要だ」と述べ、「これは時間との戦いであり、何としても解決するという意識を政府内でも共有し、全力を尽くす」と拉致問題の早期解決への決意を示した。共同通信は、石破首相が北朝鮮の金正恩委員長との首脳会談に意欲を示したものだと報じている。

横田めぐみさんの母親、横田早紀江さんは、この場で日朝首脳会談の早期開催を強く求めた。また、弟の横田拓也さんは、東京と平壌に相互連絡事務所を設置する計画について「時間の無駄になる」として反対を表明した。石破首相は先月、自民党総裁選挙の公約で、両国間に相互連絡事務所を設置することを提案していた。しかし、横田拓也さんは記者団に対し「首相から強い解決の意思を感じた」と語った。

石破首相は今月1日の就任記者会見でも、「拉致被害者問題は我々内閣の最優先課題であり、全力で取り組む」と明言しているが、石破内閣が今後具体的にどのように進めていくかは明らかにされていない。前任の岸田文雄首相も拉致被害者問題解決のために金正恩委員長との首脳会談を目指していたが、実現には至らなかった。

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