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2024年10月21日月曜日
ホームニュースミヤンマーで中国領事館が爆弾攻撃を受けるも負傷者なし、反政府勢力の関与か

ミヤンマーで中国領事館が爆弾攻撃を受けるも負傷者なし、反政府勢力の関与か

ミャンマー第2の都市マンダレーにある中国領事館が爆弾攻撃を受けた。

19日(現地時間)、AFP通信によると、マンダレー市中心部にある中国領事館で前日午後7時ごろに爆発が起きたが、人的被害は発生しなかった。

現地メディアは、中国領事館に手榴弾が投げ込まれたと報じているが、攻撃の主体は不明である。

ミャンマー軍政の関係者もAFPに対し「マンダレーの中国領事館で事件が発生した」と述べたが、詳細については明らかにしていない。

ミャンマー軍事政権は、アウンサンスーチー率いる国民民主連盟(NLD)が圧勝した2020年11月の総選挙を不正選挙と主張し、翌年2月にクーデターを起こして反対勢力を武力で弾圧した。

その後、民主派の暫定政府である国民統合政府(NUG)や少数民族武装勢力が武装闘争に乗り出し、内戦状態が続いている。

中国は、武器の供給などを通じてミャンマー軍政を支援してきた一方で、少数民族武装勢力との関係も維持しているとみられている。

反政府勢力の攻撃が激化し、軍政が危機に陥る中、中国はミャンマー情勢に対する対応を強化している。

中国は軍政と反政府勢力の停戦を仲介しており、戦闘が続く中で、中国国境付近で活動する反政府勢力に対し、軍事行動の停止を求めた。

王毅中国外交部長は今年8月にミャンマーを訪問しており、ミャンマー軍政のミン・アウン・フライン最高司令官も来月、中国を訪れる予定だと報じられている。

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