ロシアは韓国の国家情報院(NIS)が発表した、北朝鮮軍派兵について沈黙した。
ロシアは18日(現地時間)、北朝鮮軍1500人がすでにロシアのウラジオストクに1回目の移動を行ったという国家情報院の発表に対し、同日の午後7時の時点では声明を発表しなかった。
19日、聯合ニュースによると、国家情報院の発表は世界の主要な海外メディアによって一斉に報道されたが、ロシアの国営通信社タス通信やリアノボスティ通信のウェブサイトでは、関連する記事が確認されなかった。メドゥーザなどの独立系メディアや、テレグラムのニュースチャンネルなど一部のメディアのみが、このニュースを報じた。
今月初め、ウクライナのメディアを通じて北朝鮮軍派兵説が提起された際、ロシアはこれをフェイクニュースとして否定した。クレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は10日のブリーフィングで「これはまた別のフェイクニュースのように見える」と発言した。プーチン大統領も、先に開催されたBRICSビジネスフォーラムでの演説では、北朝鮮軍に関する話題に触れることはなかった。