アメリカ大統領選挙が最終段階に差し掛かる中、ハリウッドの人気俳優レオナルド・ディカプリオが民主党のカマラ・ハリス副大統領候補への支持を表明した。テイラー・スウィフトやビヨンセと共に、ハリス候補を支持するエンターテインメント業界の影響力が拡大する中、俳優メル・ギブソンは対立する意見を示し、ドナルド・トランプ候補への支持を示した。
映画『タイタニック』で世界的に知られるディカプリオは25日(現地時間)、自身のインスタグラムに「地球を守るために気候政策を実行できるリーダーが必要だ。だからこそ私はハリスに投票する」とのメッセージを動画と共に投稿した。環境問題への積極的な取り組みで知られるディカプリオは、長年民主党を支持してきた。
一方、『ブレイブハート』の俳優で映画監督でもあるメル・ギブソンはトランプ前大統領を支持する姿勢を示した。エンタメメディアTMZが前日に公開したインタビューで、ギブソンは「自分が誰を支持しているか、驚くことはないだろう」と述べ、記者が「トランプだろう」と推測すると、その発言に対し「いい読みだ」と答えた。また、ハリスについて「彼女をホワイトハウスに入れればどうなるかは分かっている。それは良い結果にはならない」とし、辛辣なコメントを残した。
さらに、ギブソンは2021年にラスベガスで行われたUFCの試合でトランプ氏に敬礼する姿が目撃され、議論を呼んだこともある。