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2024年12月22日日曜日
ホームトレンド衝撃のエピソード、中国人の少年が昼休みのたびに給食を持って向かった先には…?

衝撃のエピソード、中国人の少年が昼休みのたびに給食を持って向かった先には…?

引用:SCMP

 12歳の少年が、精神障害を持つ母親に学校給食をこっそり渡し、自分は友人が残した食べ物で空腹をしのいでいたというエピソードが中国で話題を呼んでいる。

30日、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、中国河南省の小学校で2年生の教師A氏は、昼食時間が過ぎても戻ってこない生徒リ・シボを探しに行ったという。

すると、学校の外でリ・シボが中年の女性に給食を渡し、女性の髪を梳いている姿を見つけ、携帯でその様子を撮影した。この女性はリ・シボの母親で、彼は母親が給食を楽しそうに食べる姿を優しく見守っていたという。

A氏が近づくとリ・シボは叱られるのではないかと驚いて逃げようとしたが、A氏は彼を称賛し、その行動をSNSに投稿した。この動画は多くの人々に感動を与え、数百万の中国人がリ・シボの親孝行な行動に賞賛を寄せた。

友人によると、リ・シボは「昼食は水だけでいい」と言い、給食を母親に届けた後、自分は友人が残した食べ物を集めて空腹をしのいでいたとされる。

地域の障害者連合は、中国メディア「紙幕ニュース」に対し、リ・シボの母親が軽度の精神障害を抱えていることを明らかにした。リ・シボは、母親と精神障害を持つ姉、寝たきりの祖母と暮らしており、父親は数年前に交通事故で亡くなった。

このエピソードを受け、地域当局はリ・シボ一家に無料の食事支援を提供することを決定した。

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