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2024年11月22日金曜日
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「畜生!」ロシア兵、朝鮮語を勉強している様子が捉えられるも「全く理解できない」

ロシアに派遣された北朝鮮軍とロシア軍の間でコミュニケーションの問題が浮上し、ついにハングルを勉強するロシア兵の姿が捉えられ、話題となっている。

写真:「exilenova_plus」のSNSアカウント

 今月29日(現地時間)、韓国の国家情報院は国会情報委員会の国政監査で「ロシア軍が北朝鮮軍に約100通りのロシア軍事用語を教育している」と報告し、「北朝鮮軍が困難を感じているという情報があり、コミュニケーションの問題が解決したかは不透明だと推測される」と述べた。

今月25日(現地時間)、ウクライナ軍情報総局も、「ロシア軍は北朝鮮の兵士30名に対し通訳1名とロシア兵3名を配置する予定だ」と明らかにした。

これに関連して今月27日(現地時間)、親ウクライナ団体のテレグラムアカウント「exilenova_plus」にロシア兵がハングルを勉強している様子を捉えた動画が投稿された。

この動画には、ロシア軍と思われる兵士が地面に座り、紙とペンを手に朝鮮語の会話を勉強している姿が映っている。

紙には「こんにちは」、「はじめまして」、「何かありましたか?」、「わかりました」などの基本的な朝鮮語の文章とそのロシア語訳、アルファベットでの発音方法などが書かれている。

紙には、ロシア兵が一部の文章に下線を引いたり、丸を付けたりした痕跡が残っている。

撮影している男性が「勉強は進んでいるか」と尋ねると、この兵士は「くそっ、畜生!」と苛立ちを見せた。

続いて撮影者が「どうしたんだ」と聞くと、この兵士は「何を言っているのか全くわからない」と苦笑いしながら答えた。特に彼は「どこから来ましたか」と書かれた部分を指し、「理解できない。本当に何もわからない」と再び怒りを露わにした。

この動画はロシア南西部の国境地域であるクルスク州で撮影されたとされる。数千人の北朝鮮軍が現在集結していると言われている場所だ。

写真:「@RWApodcast」のSNSアカウント

 ある「X」(旧ツイッター)アカウントには、朝鮮語とロシア語で書かれた軍事用語の冊子の写真も投稿された。冊子の表紙にはロシアと北朝鮮の国旗が描かれている。国旗の下には「兵士と将校は戦場での効果的なコミュニケーションのために、以下の朝鮮語フレーズを習得しなければならない」とロシア語で書かれている。

冊子には「どの部隊から来たのか」、「階級と職務は何か?」、「あそこへ行け!」、「助けて」、「伏せろ」、「攻撃せよ」、「我々は捕虜にならない」などの戦場用語が含まれている。

これに先立ち、アメリカのCNNは30日(現地時間)、2名の西側情報当局者の話として「少数の北朝鮮軍がすでにウクライナ内に入っており、ロシア東部で訓練を終えた北朝鮮軍が前線に移動するにつれて、その数が増えると予想される」と報じた。

一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、すでに3000人の北朝鮮軍がロシア側で戦っており、その数がまもなく1万2000人に増えると主張した。

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