5日(現地時間)アメリカの半導体大手「NVIDIA(エヌビディア)」の時価総額が「Apple(アップル)」を上回り、世界一となった。
6月に「Microsoft(マイクロソフト)」とアップルを抜いて、首位に立って以来、何度か一時的に首位に立ったことはあったが、いずれも短命に終わっていた。
今回は終値ベースで時価総額首位に立った。
同日のアメリカ株式市場でエヌビディアは2.9%高の139.93ドルで取引を終え、時価総額は3兆4,300億ドル(約520兆円)となった。
2位に後退したアップルは0.65%高の223.45ドルで取引を終え、時価総額は3兆3,800億ドルとなった。
アップルも年頭より17%株価が上昇しており、株価は堅調な推移を見せているが、エヌビディアは同期間に株価がほぼ3倍近くまで急騰した。
今年、マイクロソフトやGoogleの持株会社である「Alphabet(アルファベット)」、「Amazon.com(アマゾン・ドット・コム)」を抜き去り、ついに、アップルの時価総額も上回った。
一方、エヌビディアは米国の代表的な株価指標であるダウ平均株価の30銘柄に半導体大手の「インテル(Intel)」に代わって、採用されると1日に発表された。実際には8日に入れ替えが行われる。