5日（現地時間）に行われたアメリカ大統領選でドナルド・トランプ大統領当選者が再選を果たし、テスラのCEOイーロン・マスク氏の純資産が急増した。
経済誌フォーチュンは6日、この日の朝にマスク氏の資産が150億ドル（約2兆3102億円）増加し、一時2860億ドル（約44兆円）に達したと報じた。
これは、マスク氏が13%の株式を保有するテスラの株価が13%急騰したためであると分析されている。
テスラの株価はこの日、一株あたり287ドル（約4万円）まで上昇した。
マスク氏は当初、大統領選で特定の候補者への支持を公にはしていなかったが、7月にトランプ大統領当選者がペンシルベニア州の集会で狙撃され軽傷を負ったことを受け、支持を表明し、積極的に選挙活動に参加し始めた。
マスク氏は6日、自身のX（旧Twitter）でトランプ大統領当選者との祝賀イベントで対話する様子の写真を投稿した。
マスク氏は、トランプ第2期政権で新たに設立されるとされる、政府効率委員会の委員長候補として名が挙がっている。