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2024年12月19日木曜日
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なぜ韓国の高校生は第二外国語に日本語を選ぶのか、学習人口増加の意外な理由とは?

韓国で日本語への関心が高まり、日本語を学ぶ学生が増えていると報じられた。

引用:聯合ニュース

7日、西日本新聞は、韓国で中国への人気が低下する一方で、日本語への関心が高まっていると報じた。

韓国の高校では、2年生から第二外国語を学び始めるが、釜山のある高校では昨年、1年生のうちに約80%が日本語を選択したという。さらに、全7クラス中5クラスで日本語の授業が行われるほど、日本語の人気が高いと伝えられている。

韓国の釜山日報が入手した国会資料によると、今年、約51万人の韓国の高校生のうち61.4%が第二外国語として日本語を選択したことが明らかになった。少子化や第二外国語を教えない学校の増加により全体の生徒数は減少しているものの、日本語選択の割合は2020年比で11.5ポイント増加した。特に、大邱(テグ)など一部地域では、日本語選択率が70%を超えている。

日本語を第二外国語として選ぶ主な理由として、「中国への好感度の低下」が挙げられた。スロバキアのシンクタンク、中央ヨーロッパアジア研究所(CEIAS)の2022年の調査によると、中国に対して「否定的」または「非常に否定的」と回答した韓国人は81%で、調査対象56カ国中で最も高い数値を記録した。

さらに、今年8月に東北アジア歴史財団が発表した調査では、韓国の20代、30代の57.3%が日本に好感を持っている一方で、中国に対する好感度は10.1%にとどまった。

同紙は、韓国の教師の間では、日本語の人気に加え、微小粒子状物質や新型コロナウイルスなどの問題が影響し、中国に対する反感も日本語選択の重要な理由だと説明している。

また、こうした政治的な問題は韓国の若い世代に特に強い影響を与えている。2019年のノージャパン運動の際には、高校での日本語選択の割合が大きく減少した。

引用:写真共同取材団

一方、オンライン上では、韓国の学生が第二外国語として日本語を選択する理由に「点数が取りやすいから」という意見も見られる。

多くのネットユーザーは、韓国で第二外国語として日本語と中国語を選ぶことが多いが、漢字だけで構成される中国語は難しいという認識が強い。そのため、日本語は語順が似ており、学ぶ漢字も基本的なものが多いことから、相対的に簡単だと考える人が多い。

また、海外でのキャリアを視野に入れている学生は、日本が中国よりも就職や留学のためのビザ取得が容易であることを理由に、日本語を選ぶ傾向がある。

さらに、日本の漫画やアニメ、ドラマ、映画などのポップカルチャーも、日本語学習に影響を与える要因として挙げられている。

日本語能力試験(JLPT)を受験する韓国人も年々増えており、今年は13万人を超える見込みだ。

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