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2024年12月23日月曜日
ホームニュース下級の州兵がまさか…米国防総省の機密文書をオンラインで流出させた元空軍兵士に禁錮15年

下級の州兵がまさか…米国防総省の機密文書をオンラインで流出させた元空軍兵士に禁錮15年

アメリカ国防総省の機密文書をオンラインで公開し、世界を震撼させた元1等空兵のジャック・テシェイラに対し、マサチューセッツ州ボストンの連邦地裁が禁錮15年の判決を言い渡した。

12日(現地時間)「AP通信」によると、テシェイラ被告は2022年後半から昨年4月に自宅で逮捕されるまで、コミュニケーションサービス「Discord」を利用し、国防に関する情報を故意に保持、拡散した疑いなど、6件の罪で昨年6月に起訴された。

逮捕後、犯行を否認し続けていたが、3月の裁判で罪を認めた。

テシェイラ被告は空軍の通信ネットワークを維持する情報技術職のスタッフとして勤務していたため、下級の州兵であったが、2021年に最高機密にアクセスする許可を得ていた。

機密文書の内容を「コピペ」してチャットルームに流出させ、機密表示が入った文書や写真などもそのまま共有していた。

流出情報にはウクライナ軍の作戦や戦況、弾薬の在庫など、最新の軍事機密も多数含まれていたという。

テシェイラ被告は判決言い渡しの際、「私が引き起こしたすべての罪を謝罪したい。あらゆる責任と結果は自分が負うべきものだと理解しており、その代償は受け入れる」と話した。

テシェイラ被告が起こした機密漏えい事件は、2010年に数十万件の外交公電などアメリカの外交機密が多数流出したウィキリークス流出事件以来、最も深刻なアメリカ国内の情報漏えい事件といわれている。

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