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2024年12月23日月曜日
ホームニュースギャングによる支配で治安が悪化する島国ハイチ…着陸中の米旅客機は銃撃され、隣国へ緊急着陸

ギャングによる支配で治安が悪化する島国ハイチ…着陸中の米旅客機は銃撃され、隣国へ緊急着陸

カリブ海の島国ハイチでギャングによる支配が拡大して、治安が悪化する中、ハイチ行きのアメリカの旅客機が銃撃され、隣国のドミニカ共和国に緊急着陸を余儀なくされた。

11日(現地時間)「BBC」によると、アメリカ南部フロリダ州のフォートローダーデールの空港を出発したアメリカのスピリット航空の旅客機が、同日午前、ハイチの首都ポルトープランスに着陸しようと降下中に上空で銃撃を受けた。

そのため、同機は着陸をやめて再び上昇し、隣国ドミニカ共和国のサンティアゴに緊急着陸した。

乗客には負傷者がいなかったが、客室乗務員1名が軽傷を負ったという。

この銃撃を受けて、ポルトープランスに向かっていた他の旅客機も引き返すなど、ハイチへの飛行を中止し、ポルトープランスのトゥーサン・ルーヴェルチュール国際空港は閉鎖されたという。

現時点で犯行グループはまだ特定されていない。

一方、ハイチ最大のギャングのリーダーで「バーベキュー」のあだ名で知られるジミー・シェリジエは、前日、SNSに「ポルトープランスの住民は自宅にとどまっておけ」という趣旨の動画を投稿し、武装活動の水準を上げることを示唆していた。

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