ディズニー新作『白雪姫』の主演を務める女優レイチェル・ゼグラー(23歳)が、ドナルド・トランプ次期米大統領とその支持者に対する過激な発言で批判を浴び、最終的に謝罪に追い込まれた。
17日(現地時間)、米国の芸能メディア「バラエティ」や「フォックス」によると、ゼグラーは6日、トランプ次期大統領が当選した直後に自身のSNSで「今後4年間、さらなる憎悪が広がるだろう」と述べ、「民主主義を脅かすトランプ次期大統領と彼に投票した人々は深刻な病を抱えている。トランプ次期大統領は平和を理解することはない」と批判した。この投稿には「FuXX」という侮辱的な言葉も含まれていた。
これに対する批判が高まり、来年3月に米国公開予定の『白雪姫』にも悪影響が懸念される中、ゼグラーは14日に謝罪を表明した。「感情的になり、否定的な議論を助長してしまったことをお詫びします。本当に申し訳ありません」とコメントした。
ディズニーは、童話『白雪姫』の実写化でラテン系のゼグラーを主演に起用した。これはディズニーが掲げる「政治的正しさ(PC主義)」に基づくものだった。しかし、ゼグラーのキャスティングが原作の白雪姫のイメージとかけ離れているとして、「原作の改変だ」との批判が相次いだ。
一方、トランプ次期大統領は大統領選挙中、過度なPC主義の問題を指摘し、大きな支持を集めた。