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2024年12月23日月曜日
ホームニュース「中国人は2人以上集まると騒がしい」韓国の交通公社が差別的発言、日本語のアナウンスも無くす?

「中国人は2人以上集まると騒がしい」韓国の交通公社が差別的発言、日本語のアナウンスも無くす?

引用:聯合ニュース

ソウル地下鉄1~8号線を運営するソウル交通公社の職員が、市民の公開要望に回答する際、中国人を蔑視する表現を用い、物議を醸した。

18日、ソウル市の応答所ホームページによると、ソウル交通公社の乗務本部・乗務支援処は「古宮や地下鉄内での過剰な中国語案内放送の是正要請」に関する要望に回答する際、中国人を蔑視する表現を使用した。

「中国語の案内放送がうるさくて不快だ」という趣旨の苦情に対する回答の中で、「中国人は2人以上集まると騒がしく、混乱を引き起こす厄介者がしばしば現れる」と述べ、「むしろ中国語音声の放送により、無秩序に対する注意喚起の案内放送を行い、車内ではマナーを守るように促すエチケット放送を流すことで、秩序に関する伝達が必要な事項だ」と回答した。

また、「英語のみで案内放送を行ってほしい」という要望内容には、「今後、案内放送を韓国語と英語のみで行う案を再度検討する」と記載した。

回答全文は一般市民が閲覧できるよう、オンライン上に公開された。これに対し、ソウル市傘下の公企業が特定国籍の外国人を蔑視する表現を使用し、文化的偏見を表し排除するのは適切ではないとの指摘が上がった。

論争が起きると、ソウル交通公社は「要望対応の回答過程で中国人観光客に対する不適切な言葉と内容が含まれていたことについてお詫びする」と説明資料を発表した。

公社は「今後、類似事例を防ぐため、要望回答部署を含む全職員を対象に特別教育を実施し、部署長が直接要望に回答するか、内容を必ず確認できるようシステムを改善する」と述べた。

さらに「外国人観光客がより快適に利用できる地下鉄環境および多様性を尊重する組織文化の形成に最善を尽くす」と付け加えた。

公社は「韓国語と英語のみで案内放送を行う案を検討する」という回答については、「そのような案を検討したことはない」と答えた。

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