メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

動物の違法取引の実態…トラの骨や肉がアジア市場に流通、絶滅危惧種の危機が深刻化

太恵須三郷 アクセス  

引用:イメージトゥデイ
引用:イメージトゥデイ

南アフリカ共和国の一部地域で運営されているトラの農場で、トラの骨や肉などの体の一部が違法に売買されていることが明らかになり、波紋を呼んでいる。

13日(現地時間)、英国ガーディアン紙の報道によると、国際動物福祉団体「フォー・ポーズ(Four Paws)」は最近の報告書で、昨年から今年にかけて南アフリカ全土で、トラを飼育中または飼育経験のある農場が103か所に上ると主張した。

フォー・ポーズは報告書で「南アフリカの複数の施設でトラを繁殖させ、その身体の一部を中国やベトナムに販売したことが確認、または疑われる組織を特定した」と述べた。

これらの組織がSNSに投稿した「トラ製品」の販売広告を見ると、その中にはトラの骨から作られた膠(にかわ/獣類の骨・皮・腱などを水で煮た液を乾かし、固めた物質)と推測される製品が含まれている。さらに、トラの肉が売買された形跡も確認された。

国際自然保護連合(IUCN)によると、絶滅危惧種に分類されるトラの個体数は、100年前には10万頭に達していたが、2021年時点では野生に残っているのはわずか5,547頭に過ぎない。

生きているトラを殺して、その身体部位を商業目的で取引する行為は、「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」(CITES)に基づき、1975年から世界的に禁止されている。

しかし、中国やベトナムなどでは、トラの骨から作られる粘着性のある膠が関節疾患などの治療に効果があると信じられているため、トラの違法取引が後を絶たない状況が続いている。

このような中、両国ではトラを違法に飼育したり、関連製品を違法に販売したりする事例が数多く報告されている。

2021年には、ベトナムの一般家庭で違法に飼育されていたトラ17頭が発見された。警察の調査によると、ベトナム人女性2人がラオスから子トラを密かに購入し、自宅で飼育していたことが判明した。

これらの国では、トラの骨や生殖器で作った酒、骨から作った膠などが精力剤や治療薬と称して高額で販売されている。逮捕されたベトナム人らも、これを目的に自宅で密かにトラを飼育していたところを摘発された。

また、昨年12月、中国南部の広西チワン族自治区の市場で、偽のトラの骨を販売していた男性2人が警察に逮捕された。

一方、フォー・ポーズは「一部の密売業者は個体数の減少と政府の取り締まり強化により、トラの骨の入手が困難になったため、ライオンの骨をトラの骨と偽ってアジア諸国に販売している」と主張した。

南アフリカ当局は2019年以降、ライオンの骨の輸出を禁止したが、中国やベトナムなどで依然として需要が高いため、ライオンやトラの違法密売が続いていると伝えられている。

太恵須三郷
CP-2023-0094@fastviewkorea.com

コメント0

300

コメント0

[ニュース] ランキング

  • 「中国の航空会社、息してますか?」日本訪問自粛で3日間に50万件キャンセル、“自ら破滅に向かう”
  • 「EUのロシア凍結資産戦略が粉砕寸前」米国が凍結解除を強行、さらに“15兆円要求”で欧州は絶体絶命
  • 中国「米中首脳通話は米側の発信」…“前向きな雰囲気”を強調
  • 「終戦目前だ」と吠えるトランプ、しかしロシアは嘲笑・共和党も“ポンコツ”断罪…揺らぐ和平の行方
  • 「トランプ氏にアピールか?」次期FRB議長候補、労働市場悪化を理由に“追加利下げ”主張!
  • 「ロシア脅威で再武装する欧州...」ドイツは“徴兵制”復活、ポーランドは“全国民軍事訓練”で反撃体制へ!

こんな記事も読まれています

  • 日本の渋滞はこうして生まれる、1台の減速が都市全体を止める“連鎖ショック”
  • 日産N6が中国で価格破壊、20kWh級PHEVの衝撃
  • 高級EVにも拡大する異常音、放置すれば重大故障につながる“危険サイン”
  • 世界が選ばないEV、テスラが回避率1位…マスク発言が決定打か
  • 豪州でクルーズ旅行中の80歳女性が孤島で死亡…一体何があったのか
  • 「母へ」…100年前の“瓶に入った手紙”が発見され、中を開けてみると――
  • 【戦争目前】米軍の軍事行動が異常加速――ベネズエラで航空便が次々停止、攻撃は“数日内”か
  • 「交渉は交渉、戦争は戦争」――米国の和平努力を嘲笑うかのように、裏ではミサイルを浴びせ続ける

こんな記事も読まれています

  • 日本の渋滞はこうして生まれる、1台の減速が都市全体を止める“連鎖ショック”
  • 日産N6が中国で価格破壊、20kWh級PHEVの衝撃
  • 高級EVにも拡大する異常音、放置すれば重大故障につながる“危険サイン”
  • 世界が選ばないEV、テスラが回避率1位…マスク発言が決定打か
  • 豪州でクルーズ旅行中の80歳女性が孤島で死亡…一体何があったのか
  • 「母へ」…100年前の“瓶に入った手紙”が発見され、中を開けてみると――
  • 【戦争目前】米軍の軍事行動が異常加速――ベネズエラで航空便が次々停止、攻撃は“数日内”か
  • 「交渉は交渉、戦争は戦争」――米国の和平努力を嘲笑うかのように、裏ではミサイルを浴びせ続ける

おすすめニュース

  • 1
    「出所2週の性犯罪者、正門から堂々侵入」小学校で女児を狙った“10分間の悪夢”

    トレンド 

  • 2
    「誰かこの子を養ってください」...首にお金をぶら下げた老犬、元飼い主の最後の願いが奇跡を生んだ!

    フォトニュース 

  • 3
    “死の淵”から救われた犬...寒さと孤独を乗り越え、笑顔を取り戻す“奇跡”に感動の渦

    フォトニュース 

  • 4
    「一番集中力がいいのはどの子かな?」“きな粉餅”のような子犬たちの熱心な授業風景に胸キュン

    フォトニュース 

  • 5
    「中国大嫌い!」反中感情爆発の“あの国”で中国人と地元労働者が大乱闘、16人逮捕

    トレンド 

話題

  • 1
    「消された中国トップ女優...」受賞コメント投稿も即削除、“脱税”以降政府の監視対象か

    エンタメ 

  • 2
    「地下室に母のミイラ」...女装で母に成りすました50代男性、国から“年金960万円”を不正受給!

    トレンド 

  • 3
    「犯人は彼女だ…」3か月の昏睡から目覚めた男性、“衝撃証言”後に急死!恋人は殺人容疑で逮捕

    トレンド 

  • 4
    「便秘」のはずが...腸内から「8cmの茶碗」発見!医師も絶句、“なぜ入ったか”は謎のまま

    トレンド 

  • 5
    コヨーテ・シンジがムンウォンとの結婚日を正式発表、浮上した過去の噂や誤解を全て釈明

    エンタメ 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]