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2024年12月23日月曜日
ホームニュース金正恩、米国との交渉を通じて敵対的な対北朝鮮政策を確信、最強の国防力確保の意志を再表明

金正恩、米国との交渉を通じて敵対的な対北朝鮮政策を確信、最強の国防力確保の意志を再表明

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記は、米国との交渉を通じて敵対的な対北朝鮮政策を確信したとして、安全保障のための最強の国防力確保の意志を改めて表明した。

金総書記は、武装装備展示会「国防発展2024」の開幕式の演説で、「我々はすでに米国と限界まで交渉したが、その結果確信したのは超大国の共存意志ではなく、徹底した力の論理と不変の侵略的・敵対的な対朝鮮政策だった」と述べた。

米国で金総書記と首脳会談を通じて親交を深めたドナルド・トランプ次期大統領が当選した。これにより、新政権発足後の米朝首脳会談を含む対話再開の観測に釘を刺したとみられる。

金総書記は「今日の朝鮮半島地域に形成された極度の緊張状況は、決して相手に対する誤解から生じたものではない」とし、朝鮮半島情勢の悪化の責任を米国に転嫁した。

さらに「あらゆる現実は、敵を圧倒できる最強の国防力こそが、唯一の平和の守護者であり、確固たる安定と発展の保証であることを日々実感している」と主張した。

金総書記はこの日の演説で、現代戦の様相に即した軍装備の革新課題を提示した。

「我々の主権を侵害する勢力が存在する限り、敵の悪質な策動が続く限り、脅威にさらされる我が国の安全保障環境が要求する限り、そして現代の戦場で把握される変化が示唆する限り、各種武装装備を継続的に刷新し、先端化していかなければならない」と強調した。

続けて、「現代戦の新たな様相と日増しに危険度を増す敵の戦術に対応し、自衛力をより攻撃的かつ無限に進化させながら、我が軍を技術的に現代化し、さらに強力な手段を装備させる」と付け加えた。

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