ウクライナで10万発以上の国産の不良品砲弾が前線に供給された事実が明らかとなり、論議を呼んでいる。
26日(現地時間)、AFP通信はウクライナの現地メディア「ゼルカロ・ティジニャ」(Dzerkalo Tyzhnia)の報道を引用し、ウクライナ軍が少なくとも10万発の120mm迫撃砲弾を回収し、調査に着手したと伝えた。
さらに、最前線の兵士たちの間では今月初めから、迫撃砲弾の不発や砲身への詰まり、目標を外れるなどの問題が指摘されていたという。 不良の砲弾問題を受け、ウクライナ国防省はこの日、声明の発表を通じてこの砲弾の使用を中止し、供給された弾薬の一部を押収したと述べ、ウクライナ国家捜査局(SBI)が関連捜査を進めていることを明らかにした。ウクライナ軍は、不良品と確認された砲弾を外国製に交換し、前線に供給する方針だ。