30日(現地時間)ロシア国防省はロシアと中国の戦略爆撃機が日本海、東シナ海、西太平洋上空で合同パトロールを実施したと発表した。
ロシアの国営通信社「タス通信」によると、ロシアの核兵器搭載も可能な長距離戦略爆撃機「Tu-95MS」と、中国の長距離戦略爆撃機「轟6K(H-6K)」が両国の戦闘機を伴い、中国の飛行場から離着陸し、およそ8時間にわたるパトロールを行った。
ロシア国防省は「国際法を遵守し、いかなる国の領空も侵犯しておらず、特定の国を標的にしたものではない。両国の2024年軍事協力計画に基づいて実施された」と説明した。
韓国軍は、29日午前9時35分から午後1時53分にかけて、中国の軍用機5機とロシアの軍用機6機が韓国の防空識別圏に進入したことから、戦闘機を発進させて対応に当たったと発表している。