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2024年12月19日木曜日
ホームニュース面識のない相手を殺害し、遺体を利用して融資を申請…容疑者の冷徹な犯行手口とは?

面識のない相手を殺害し、遺体を利用して融資を申請…容疑者の冷徹な犯行手口とは?

引用:ChannelA
引用:ChannelA

面識のない男性を殺害し、その遺体の指紋を利用して6,000万ウォン(約637万円)の融資を受け取ろうとした30代の男が警察に逮捕された。

12月2日、慶尚北道金泉警察署は強盗殺人などの容疑で30代の男Aを11月28日に逮捕・送致したと発表した。

Aは11月12日、金泉(キムチョン)市のオフィステル(小規模マンション)で、30代の男性B氏を刃物で殺害した疑いが持たれている。事件当時、経済的に困窮していたAはオフィステル周辺を徘徊し、犯行対象を物色した。面識のないB氏の住居前で待ち伏せし、「出て行け」と言われると室内に侵入して犯行に及んだという。

犯行の際に手を負傷したAは、B氏の身分証とキャッシュカードを持ち出して病院で治療を受け、その後もコンビニやタクシー、宿泊施設で数十万円相当を使用した。

B氏のキャッシュカードの残高が尽きると、AはB氏の遺体の指紋を使い、B氏名義の携帯電話で6,000万ウォン(約637万円)の融資を申請したが、実際にその金額を使用することはなかったとされている。

さらに、B氏の家族が「B氏と連絡が取れない」と警察に通報すると、AはB氏の携帯電話を使い、「家にいない。地方に行っている」など虚偽のメッセージを送信していた。

Aは逮捕直前、自身の両親に「人を殺したので自殺する」と騒ぎ立て、両親の通報で警察が出動した。当初は容疑を否認していたが、警察が証拠を突きつけると犯行を認めた。

警察による取り調べでAは「突発的な犯行」と主張したものの、事件前にオフィステル周辺を物色していたことや、事件後にインターネットでエタノールやモップを購入し遺体を隠そうとした形跡が確認された。

逮捕時、B氏の遺体はラップで包まれた状態で住居内にそのまま置かれており、特に損壊された痕跡はなかったという。警察は現在、Aのサイコパス診断などを進めている。

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