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2024年12月18日水曜日
ホームニュース経営難から不倫まで…巨額の保険金目当てに計画的に妻を殺害した夫、驚愕の行動が明らかに

経営難から不倫まで…巨額の保険金目当てに計画的に妻を殺害した夫、驚愕の行動が明らかに

巨額の保険金を狙い、計画的に妻を殺害した夫

巨額の保険金目当てに妻を船から突き落とし死亡させた夫が、妻の死後に驚くべき行動を取った。

今月2日、香港紙「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」(SCMP)の報道によると、リ容疑者(47歳)の妻(46歳)は、2021年5月に中国遼寧省大連から山東省煙台へと向かう旅客船の船上で、海に転落した。

海上警察は45分間の捜索の末、妻の遺体を発見した。リ容疑者は妻の死を知らされると、その場で倒れ込み泣き崩れた。

リ容疑者は警察に対し、「背の低い妻が船の揺れで手すりの間から落ちた」と証言した。さらに、慣習に従い死後3日以内に火葬する必要があるとして、死亡証明書の早期発行を求めた。

妻の死後、売春婦を呼び出し19歳の愛人と接触

しかし警察は、リ容疑者の妻が転落した場所が船内に設置された200台の防犯カメラの死角に正確に位置していた点を不審に思い、リ容疑者を疑い始めた。また、法医学の専門家らは妻の顔に打撲の痕を発見したという。

解剖結果によると、妻は死亡前に殴打され、首を絞められた痕跡があった。警察はリ容疑者に「大連に来れば死亡証明書を渡す」と約束し、リ容疑者が住む上海に捜査員を派遣して調査を行った。

調査の結果、上海でレストランを経営していたリ容疑者は、従業員への給与未払いなど深刻な借金を抱えていたことが判明した。また、妻とは別に19歳の大学生の愛人がいたことも明らかになった。

さらに衝撃的なことに、リ容疑者は妻と結婚してわずか2か月で4つの生命保険に加入し、自身を唯一の受取人として登録していた。妻が死亡した際、保険金は1,200万元(約2億4,775万円)に上った。

リ容疑者の非道な行為はそれだけではなかった。妻が亡くなってわずか半月後、警察が用意したホテルに売春婦を呼び寄せていたことが発覚し、さらなる衝撃を与えた。

最終的に警察は、リ容疑者が保険金目当てに妻を計画的に海に突き落とし殺害したとして逮捕した。しかし、リ容疑者は取り調べで、犯行を全面的に否認した。

その間、警察は妻が転落した現場から離れた場所の防犯カメラ映像を入手し、法医学専門家の分析により、被害者が偶発的に転落したのではなく、何者かに押されて転落したと結論づけられた。

リ容疑者は一審で死刑判決を受け、控訴したが、控訴審でも裁判所は判決を維持した。

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