6.9 C
Tokyo
2024年12月22日日曜日
ホームニュース「標的を絞った犯行」米国最大健康保険会社のCEOが銃で撃たれて死亡、容疑者は逃走中

「標的を絞った犯行」米国最大健康保険会社のCEOが銃で撃たれて死亡、容疑者は逃走中

引用:AP通信
引用:AP通信

米国最大の健康保険会社「ユナイテッドヘルス・グループ」の保険部門CEO、ブライアン・トンプソン氏(50歳)が、4日(現地時間)早朝、マンハッタン中心部のホテル付近で何者かに銃で撃たれて死亡した。

ブルームバーグ通信など現地メディアは、トンプソン氏は同日午前6時46分頃、マンハッタンのミッドタウンにあるヒルトンホテル付近で、黒いマスクで顔を隠した男に銃撃され、近隣の病院に搬送されたが、まもなく死亡が確認されたと報じた。

トンプソン氏は、この日午前8時からニューヨークのヒルトンホテルで開催予定だった年次投資家向け説明会に出席するため歩いていたところを銃撃されたという。

容疑者は事件発生前、ホテル周辺を歩き回っていたと伝えられている。犯行後、容疑者は自転車で逃走した。現地警察は「現在容疑者を追跡している」とし、「標的を絞った犯行とみられる」と述べた。

トンプソン氏は2021年4月からユナイテッドヘルス・グループの保険部門CEOを務めていた。同社は経済誌フォーチュンが毎年発表する売上高基準の米国500大企業「フォーチュン500」で第5位にランクインしており、昨年の売上高は3,716億ドル(約55兆円)に達した。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください