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2024年12月12日木曜日
ホームニュース生き残りをかけた心理戦が始まった!ウクライナが北朝鮮軍1万人の投降を呼びかける取り組みを強化

生き残りをかけた心理戦が始まった!ウクライナが北朝鮮軍1万人の投降を呼びかける取り組みを強化

4つの指針を記載

「亡命保障」心理戦を本格開始

ウクライナはロシアに派兵された北朝鮮軍を対象に投降を促す韓国語のビラを配布し、心理戦を本格化させた。

10日(現地時間)ユーロニュースは、ウクライナ情報局は、ロシア南西部クルスク州の国境地域に駐留している約1万人の北朝鮮軍の投降を促すため、「私は生きたい(I Want To Live)」プロジェクトの拡大運用に着手したと報道した。

北朝鮮軍の投降を呼びかける韓国語のビラには「どのようにして命を守るか」と題して4つの指針が記されている。具体的には「①武器を捨てよ」、「②白い布かこのビラを手に持て」、「③手を挙げてウクライナ軍兵士に近づけ。彼らは腕とヘルメットに黄色、緑、または青の帯を付けている」、「④ウクライナ軍に近づいたら地面に伏せよ」と書かれており、これらを説明する図も添えられている。

別のビラには「朝鮮人民軍の同志よ!君たちはロシア帝国主義の利益のために故郷から7,000km離れた地に送られた」とし、「しかし、君たちの真の義務は生き延びて家族を養うことだ。自分の命を守れ」と記し、1日3食と医療支援を提供すると明記した。また、帰国や政治亡命を保障すると強調している。

「私は生きたいプロジェクト」でボランティアとして活動するビタリー・マトビエンコ氏は「全ての人が戦いたいわけではない」とし、「我々は北朝鮮の生活環境をよく知っている。そのため、多くの人々がこれを北朝鮮政権から脱出し、他国へ渡る機会と捉えるだろう」と語った。一方、前日、米国防総省はクルスク州の北朝鮮軍が戦闘に参加した形跡はまだ確認されていないとし、「我々は引き続き状況を注視する」と述べた。

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