複数の情報筋によると、ドナルド・トランプ米次期大統領が来年1月の就任式に習近平中国国家主席を招待したと、11日(現地時間)米CBSニュースが報じた。
CBSニュースによれば、先月の米大統領選直後、トランプ陣営が来年1月20日にワシントンで行われる就任式に習主席主席を招待したという。受諾の有無は不明だ。
これまで中国の国家指導者が米大統領就任式に出席した例はない。
この報道に対し、在ワシントン中国大使館はまだ反応を示していない。
トランプ次期大統領は6日、NBCニュースのインタビューで習主席主席との関係が非常に良好だと述べ、その週も連絡を取り合ったと語った。
今回の招待は、トランプ次期大統領が新政権の閣僚に対中強硬派を多数起用する中で行われたため、習主席主席の対応が注目される。
また、トランプ次期大統領は中国が麻薬であるフェンタニルの米国流入阻止に向けてさらなる努力をしない場合、中国製品に10%の追加関税を課す可能性があると警告している。