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2024年12月27日金曜日
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北朝鮮軍兵士の派兵はロシアの依頼ではなく北朝鮮から先に提案?米情報機関が入手

アメリカの情報機関が北朝鮮軍兵士のロシア派兵について、北朝鮮側が先にロシアのプーチン大統領に提案したという情報を入手した。

23日(現地時間)「ニューヨーク・タイムズ」は、ロシアのウクライナ侵攻を支援するための北朝鮮軍兵士の派兵は、ロシア側の依頼ではなく、北朝鮮側から先に提示されたという情報をアメリカの情報機関が入手したと報じた。

北朝鮮の提案を受け、プーチン大統領が応じたものとみている。

この情報を入手した時期については明かされていないが、ロシアと北朝鮮が派兵に合意した直後や派兵開始時点ではないという。

また、金正恩総書記は今回のロシア派兵に対する見返りを現時点では得ても求めてもおらず、将来的に迎えるであろう外交や軍事危機の際にロシアからの支援を期待しているという説が濃厚だ。

ウクライナ当局者の1人は、北朝鮮軍兵士の200人ほどがすでに死亡し、当然負傷者はそれを上回る数字だと述べた。

アメリカの当局者は「派兵により実際に戦力が強化されたのか効果は不明だ」とし、「北朝鮮軍の最精鋭の特殊部隊が派遣されたものの、多くが栄養失調状態にあるようだ」と説明した。

同日、ウクライナのゼレンスキー大統領は「X(旧Twitter)」を通じ、ウクライナが越境攻撃を行うロシア西部のクルスク州で北朝鮮兵士3000人以上が死傷したと主張した。

さらに「北朝鮮がロシアに追加派兵と軍装備品を追加で送るリスクがある」とし、「我々はこれに対し具体的な対処を行う」と警告した。

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