暗号資産(仮想通貨)ソラナ(SOL)は、175ドル(約2万7,586円)の支持線から跳ね返って、25日(韓国時間)午後に198ドル(約3万1,205円)台で取引された。
ソラナは主要な支持線と抵抗線を中心に上昇傾向が続いており、今後さらなる価格上昇への期待が集まっている。
仮想通貨専門メディア「ニュースBTC」によると、ソラナは最近、185ドル(約2万9,156円)付近で支持線を形成し、その後上昇に転じたという。その後、190ドル(約2万9,944円)と192ドル(約3万260円)の主要抵抗線を突破し、200ドル(約3万1,525円)に迫った。現在、ソラナは200ドルと208ドル(約3万2,786円)の抵抗線でさらなる上昇を狙っており、これを突破すれば、208ドルを超えて215ドル(約3万3,889円)、さらには220ドル(約3万4,677円)から最大250ドル(約3万9,406円)まで上昇する可能性がある分析されている。
一方で、208ドルの抵抗線を突破できなければ、195ドル(約3万737円)と188ドル(約2万9,633円)の支持線が再度テストされる可能性がある。これらの支持線が崩れると、ソラナは175ドル(約2万7,580円)以下に下落し、最悪の場合162ドル(約2万5,531円)まで調整されるリスクもある。この動きは、短期的に重要な価格帯での動向が今後の方向性を決定づける要因になることを示唆している。
技術的な指標も、ソラナの上昇余地を裏付けている。移動平均収束発散指標(MACD)は強気圏内で上昇モメンタムを維持しており、相対力指数(RSI)は50を上回り、さらなる可能性があることを示している。
主要な支持線は195ドルと188ドル、主要抵抗線は208ドルと215ドルであると分析されている。
ニュースBTCは、投資家にこの価格帯を注視するよう勧めており、ソラナが強い上昇モメンタムを維持すれば、250ドルに達する可能性もあると予測している。
また、ソラナの最近の上昇傾向は資金流入の増加と密接に関連しているとされている。
仮想資産分析プラットフォームのグラスノードは、「ソラナは2023年9月初めから継続的な資金純流入を示しており、この流動性が価格上昇の主要な原動力となった」と説明している。
さらに、ソラナは2021年にNFTおよび分散型金融(DeFi)エコシステムの成長とともに急激な価格上昇を記録した。当時、ソラナは主要な支持線と抵抗線を突破し、わずか7ヶ月で20ドル(約3,151円)から260ドル(約4万969円)まで急騰したと明らかにした。