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2025年01月03日金曜日
ホームニュース金正恩、人民軍を革命的党軍として徹底的に強化し、戦争遂行能力の向上を指示!年末全体会議で明らかになった新戦略

金正恩、人民軍を革命的党軍として徹底的に強化し、戦争遂行能力の向上を指示!年末全体会議で明らかになった新戦略

引用:労働新聞
引用:労働新聞

北朝鮮は金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長出席のもと、23~27日に年末全体会議を開催し、「最強硬対米対応戦略」を発表した。

朝鮮中央通信は29日、朝鮮労働党中央委員会本部で開かれた第8期第11回全体会議拡大会議で「国益と安全保障のため強化して行う『最強硬対米対応戦略』が発表された」と伝えた。

同メディアは最強硬対米対応戦略の具体的内容は明かさなかったが、「米国は反共を不変の国是とする最も反動的な国家であり、日米韓同盟が侵略的核軍事ブロックに拡大され、韓国が米国の徹底的な反共前哨基地と化した現実は、我々がどの方向に進むべきか、何をどうすべきかを明確に示している」と主張した。

金正恩は「人民軍を党の指導に限りなく忠実な革命的党軍、思想と技術の強軍として徹底的に準備する」ことを強調した。

さらに「現代戦の要求と様相に応じ、また変化する敵の戦争意図と遂行方式に対処するため、我々独自の戦法研究を深化させ、作戦指揮の情報化と現代化の実現を継続的に推進し、科学的な訓練形式と方法を絶えず研究・適用して人民軍の戦争遂行能力を不断に向上させよ」と指示した。

メディアはまた、金正恩が「国防科学技術の加速的な進歩と防衛産業の急進的な発展による自衛的な戦争抑止力強化」のための戦略戦術的方針と実現課題を提示したと伝えた。

加えて北朝鮮は、対外事業部門において「我が国の尊厳と国益を尊重する友好的で親善的な国々との関係発展を積極的に推進するための課題が明示された」としたと報じた。

ただし北朝鮮は、昨年末の全体会議で南北関係を「最も敵対的な二つの国家」関係と宣言していたこととは対照的に、今回の全体会議では対南メッセージは一切発しなかった。

北朝鮮は韓国の非常戒厳令宣言以降、逆効果を懸念し対南非難を含む挑発を自制する姿勢を見せており、全体会議でもこの基調を維持したものとみられる。

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