ドナルド・トランプ次期米大統領が、航空便が禁止されていたウクライナに初めて飛行機で訪問する指導者となる見通しであることが、現地メディアによって5日（現地時間）に報じられた。
この日、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、米国のコンピューター科学者でポッドキャスターのレックス・フリードマン氏とのインタビューで、この訪問が戦争終結を象徴する出来事であると述べ、「トランプ次期大統領が飛行機で到着する最初の指導者となる」と強調した。
ロシアのウクライナ侵攻が始まって以来、ウクライナの空港は閉鎖され、民間航空機を含むすべての航空便が運航を停止していた。唯一の例外は、国家防衛のために使用される軍用機だった。
しかし、昨年10月末、ウクライナは領空開放に向けたロードマップを発表した。続いて11月末、保険会社がウクライナのリヴィウ空港が2025年に運航再開できるとの見通しを示した。この空港の再開は、2022年以降初めてウクライナで航空交通が再開されることを意味する。