アメリカ議会はトランプ次期大統領の大統領選勝利を承認した。
6日(現地時間)「ロイター通信」や「ニューヨーク・タイムズ」などによると、アメリカ議会は同日上下院合同会議を開催し、2024年11月の大統領選の公式集計を実施した。
上院議長を兼務するカマラ・ハリス副大統領が議事進行を務め、「私は議会議事堂において、2024年の選挙結果を承認するという、副大統領としての憲法上の義務を果たす」と述べた。
続けて「共和党候補のトランプ当選者は選挙人投票の結果、538人の選挙人のうち312人を獲得し、民主党候補であるハリス副大統領は226人を獲得した」とし、「トランプ氏が第47代米大統領に選出された」と発表した。
共和党と民主党の議員たちは1人ずつ起立し、各州の選挙人投票の結果について「原則に従った公明正大なものである」と宣言した。
ハリス副大統領は会議終了後、記者団に対し「平和的な政権移行は我々の民主主義の最も重要な原則の1つで、私たちの政治体制を君主制や専制政治と区別するものだ」と語り、重要性を強調した。
さらに「民主主義は思っているよりも脆いものであり、私は我々の民主主義が常に国民の国民による国民のためであるものと確実にするのは、我々の意志にかかっていると信じている」とし、「本日、再びアメリカの民主主義が立ち上がった」と付け加えた。
一方、トランプ氏は20日に就任宣誓式に臨み、正式に大統領に就任する。