記録的な寒波と大雪に見舞われ、少なくとも4人が死亡するなど被害が出ている。
8日(現地時刻)、日本気象庁は内陸部の積雪量が急速に増加すると予測し、安全への注意を呼びかけた。一部地域の高速道路では車両通行止めなど、交通規制が続いている。
同日、気象庁は緊急記者会見を開き、日本海側から記録的な寒波が流入しており、雪雲も発達していると発表した。大雪が続く青森県では、除雪作業中の死亡事故など、人的被害も発生している。
週末までの72時間、日本海側の多数の地域では積雪量が1メートルを超える見込みだ。気象庁は首都圏でも大雪警報が発令される恐れがあると述べた。日本政府は関係省庁との緊急会議を開き、24時間体制での緊急対応に入った。また、大雪の影響を受ける地域の住民に対し、不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。
一方、韓国でも全国各地に寒波特報が発令されている。忠清南道(チュンチョンナムド)・全羅北道(チョンラブクト)の西海岸を中心に大雪注意報が出されるなど、全国が今冬最強の寒波に見舞われている。10日朝の最低気温は、マイナス21度まで下がる見込みだ。