悠仁親王、大学の通学はヘリコプター?
居住地から筑波大学まで70km、地下鉄・電車・バスで往復4時間… 長距離通学の課題に直面
今年4月に大学入学を控える悠仁親王の通学手段が注目を集めている。
片道2時間の通学を余儀なくされるのか、それともヘリコプター通学など特別な措置が講じられるのか。
悠仁親王は、徳仁天皇陛下の弟である秋篠宮文仁親王の長男で、父に次ぐ皇位継承順位で2位となる。女性皇族である愛子内親王が存在するものの、現行制度下では男系男子のみに皇位継承権がある。
悠仁親王は当初、東京大学への推薦入学が取り沙汰されたが、世論の反発を受けて断念した。
先月、国立筑波大学生命環境学部に高校長推薦で合格した。茨城県つくば市に位置する筑波大学は理工系の名門として知られる。皇族の多くが東京の学習院大学に進学する中、悠仁親王は異なる道を選択した。
課題となっているのは、筑波大学が悠仁親王の居住地「赤坂御用地」から最短でも70kmも離れている点だ。午前8時40分開始の授業に間に合うためには、交通渋滞を考慮し往復4時間以上の通学時間が見込まれる。地下鉄、電車、バスを乗り継ぐ方法もあるが、依然として往復4時間を要する。
警備上の問題も懸念される。ヘリコプターを利用する場合、片道30分程度に短縮できるが、特権的と批判される可能性が高い。
寮生活という選択肢もあるが、悠仁親王には中学時代の「はさみ事件」のトラウマがある。50代男性が無断で学校に侵入し、親王の机に鋭い刃のはさみ2本を置いた事件だ。
ネット上では「毎日の通学による交通規制はさらなる迷惑」、「象徴とはいえ、世論を無視する制度は時代遅れ」との批判が上がっている。一方で「往復4時間通学は過酷すぎる。大学近くに警備付き住居を用意すべき」といった同情する声も見られる。