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2025年01月15日水曜日
ホームトレンドまたもボーイング機でトラブル発生 「離陸直前に緊急脱出」208人が滑り台で脱出

またもボーイング機でトラブル発生 「離陸直前に緊急脱出」208人が滑り台で脱出

米アトランタ国際空港で、デルタ航空のボーイング757-300型旅客機が離陸準備中にエンジン故障を起こし、引き返す事態が発生した。近年、ボーイング機に関連する事故報道が相次いでおり、航空機の安全性への懸念が高まっている。

12日、英紙「デイリー・メール」など海外メディアの報道によると、10日(現地時間)午前9時10分頃、アトランタ発ミネソタ州ミネアポリス行きのデルタ航空のボーイング757-300型旅客機が離陸準備中にエンジン故障を起こし、離陸を中止した。

乗客201人、乗員5人、パイロット2人が搭乗しており、全員が緊急脱出スライドで脱出し、空港ターミナルに避難した。この事故で、乗客4人が軽傷を負い、うち1人が近隣の病院に搬送された。事故の原因は現時点では不明とされている。デルタ航空は事故後に声明を発表し、「ご不便をおかけした乗客の皆様にお詫び申し上げ、目的地に安全に到着できる代替手段を速やかに手配いたします」と述べた。

また、2日前には、同型のボーイング757-300がロサンゼルス国際空港で原因不明の機体不具合により緊急着陸した。さらに、6日にはオーストラリア・メルボルン空港で、エティハド航空のボーイング787-9ドリームライナーが離陸中にタイヤが破裂し、離陸を中止する事態が発生していた。

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