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2025年01月15日水曜日
ホームニュースカンボジアで養鶏をしていた28歳の男性が鳥インフルエンザ「H5N1」感染後に死亡

カンボジアで養鶏をしていた28歳の男性が鳥インフルエンザ「H5N1」感染後に死亡

引用=Newsis
引用=Newsis

カンボジアで高病原性鳥インフルエンザ「H5N1」に感染した28歳男性が死亡したと保健当局が発表した。

カンボジア東部のコンポンチャム州在住の男性は、9日にH5N1への感染が確認された後、医療陣の集中治療を受けていたが、呼吸困難などが悪化し、亡くなった。

現地メディア「クメール・タイムズ」、中国の国営通信社「新華社通信」によると、死亡した男性は鶏を飼育しており、感染症の症状が見られる鶏も調理して食べていたという。

カンボジア保健省は周辺地域内での鳥インフルエンザの感染拡大を防ぐため、感染経路と濃厚接触者の調査を進めている。

当局は住民に対し、感染症や感染症で死亡したと思われる家禽類を食べないよう強く警告した。

鳥インフルエンザは主に家禽類の間で感染が広がるが、家禽や乳牛などとの接触により、まれに「ヒト」にも感染することがある。

感染すると、発熱や咳、筋肉痛、下痢、嘔吐、呼吸器疾患などの症状があらわれ、重症の場合には死にいたる危険性もある。

カンボジア保健省によると、2003年以降、同国では計73件のH5N1の感染例が報告され、うち44人が死亡したという。

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