米国のピート・ヘグセス国防長官候補は、北朝鮮を「核保有国(Nuclear Power)」と呼び、北朝鮮による核脅威が朝鮮半島とインド太平洋地域、さらには世界的な脅威となっていると指摘した。
ヘグセス氏は14日(現地時間)、ワシントンD.C.で開かれた上院軍事委員会の公聴会で、委員会に事前提出した回答書を通じて「核保有国としての北朝鮮の地位、核弾頭搭載ミサイルの射距離拡大への集中、向上しているサイバー能力は、朝鮮半島、インド太平洋地域、そして世界の安定に脅威をもたらしている」と述べた。
第2期トランプ政権の国防長官に指名されたヘグセス氏は、冒頭発言で「(米国の)抑止力を再構築する」とし、「インド太平洋地域における中国共産党主導の攻勢を抑止するため、パートナー国および同盟国と協力していく」と述べた。