中国が台湾への武器売却に関与したとして、米国企業7社に追加制裁を科した。
15日、中国中央電視台(CCTV)は、中国商務部は前日、台湾への武器売却に関与した米国企業7社を「信頼できない企業」リストに追加すると発表したと伝えた。
制裁対象リストには、.インターコースタル・エレクトロニクス(Inter-Coastal Electronics)、. システム・スタディーズ&シミュレーション(System Studies & Simulation)、アイロンマウンテン・ソリューションズ(IronMountain Solutions)、アプライド・テクノロジーズ・グループ(Applied Technologies Group)、アクシエント(Axient)、アンドゥリル・インダストリーズ(Anduril Industries)、マリタイム・タクティカル・システムズ(Maritime Tactical Systems)などが含まれる。
これらの企業は、中国関連の輸出入活動への参加、中国国内での新規投資、幹部の中国入国が全面的に禁止される。また、幹部の就労許可や滞在、居住資格も承認されないか、取り消しとなる。
中国はすでに2日、同様の理由で、ロッキード・マーチンの関連会社の5社をはじめ、レイセオン、ジェネラル・ダイナミクスなど、計10社の米国企業を信頼できない企業リストに追加している。