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2025年01月16日木曜日
ホームニュース「夫の悪口が許せなかった」妻が食事に殺虫剤混入、夫は「不当な扱いなど一切ない」と反論

「夫の悪口が許せなかった」妻が食事に殺虫剤混入、夫は「不当な扱いなど一切ない」と反論

全州地方裁判所の刑事7単独は、夫の食事に殺虫剤を混入した容疑で起訴された60代女性Aに対し、懲役8カ月、執行猶予1年の判決を言い渡した。

Aは昨年4月、自宅でごま油の瓶と薬の容器に殺虫剤を混ぜて夫B氏に食べさせようとしたが未遂に終わった。B氏はビビンバから異臭を感じ、即座に食事を吐き出したため危険を回避することができた。捜査の結果、A氏は夫が日頃から自分の悪口を言っていると考え犯行に及んだことが判明した。

裁判所は、A氏が家庭内暴力や不当な扱いを受けており、心理的に不安定な状態で犯行に及んだと判断した。また、使用された殺虫剤が致死量に大きく満たず、被害者の身体機能に損傷がなかったことなどを考慮し量刑を決定したと説明した。夫のB氏は判決後、「妻に不当な扱いをしたことはない」と主張し、裁判所の判断に異議を唱えた。

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