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2025年01月17日金曜日
ホームニュース焦げたオスカー像が物語るロサンゼルスの悲劇…女優イザベラ・ロッセリーニがSNSで公開した写真に世界が注目

焦げたオスカー像が物語るロサンゼルスの悲劇…女優イザベラ・ロッセリーニがSNSで公開した写真に世界が注目

ロサンゼルスの火災の残骸から発見されたオスカー像

アメリカ・ロサンゼルスを襲った大規模な山火事がいまだ鎮火されていない中、焼け焦げた残骸の中から見つかったすすだらけのオスカー像の写真が話題を呼んでいる。

今月13日(現地時間)、イタリア出身の女優兼監督であるイザベラ・ロッセリーニが自身のSNSを通じて、火災の残骸の中から見つかった焦げたオスカー像の写真を公開した。

「ハリウッドとロサンゼルスで悲劇的な火災により苦しんでいる友人や同僚たちを思うと涙が出る」とコメントした。さらに「弟のロベルトとこの話をしていた際、弟が胸が痛む写真を送ってくれた」と付け加えた。

この投稿は2日間で約20万件の「いいね」を集め、大きな反響を呼んだ。

ネットユーザーからは「この写真が全てを物語っている。私たちが愛して知っていたカリフォルニアはその姿を永遠に失われた」、「本当に胸が痛む写真だ。想像を何でも現実にできる街でこんなことが起きるなんて信じられない」など、悲しみに共感するコメントが寄せられた。

あるネットユーザーは「オスカー像が燃えるのを見るのは心が痛むが、夢は燃えない」と述べ、「炎が物理的なトロフィーを奪ったかもしれないが、それが象徴する遺産や情熱、芸術性は決して消えない」と語り、多くの共感を得た。

この写真について、海外メディア「ゴールド・ダービー」は今月14日、問題のオスカー像がハリウッド関係者の自宅で発生した火災から生き残ったものと推測した。しかし、AI生成の偽画像である可能性もあると指摘した。

一方、ロサンゼルスで同時多発的に起きた山火事は1週間以上続いている。今月7日に発生したパリセイズとイートン地域の山火事は、現在までに計153.1平方キロメートルが焼失し、いまだ鎮火されていない。この火災により9万2,000人以上が避難を余儀なくされ、死者は24人に上っている。

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