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2025年01月18日土曜日
ホームニュースゼレンスキー大統領、Xに北朝鮮軍捕虜の尋問映像を公開!ロシア軍による若者の搾取と戦争の長期化

ゼレンスキー大統領、Xに北朝鮮軍捕虜の尋問映像を公開!ロシア軍による若者の搾取と戦争の長期化

引用:ウォロディミル・ゼレンスキー大統領のXアカウント
引用:ウォロディミル・ゼレンスキー大統領のXアカウント

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は14日(現地時間)、X(旧Twitter)アカウントで北朝鮮軍捕虜の尋問映像を追加公開した。映像の兵士は、ウクライナ軍がロシア西部クルスクで捕らえたと述べ、ゼレンスキー大統領が12日に公開した北朝鮮軍2名のうちの1人だ。先に公開された映像で、ウクライナと戦っていることを知らなかったと証言した兵士である。

4分16秒のこの映像で、北朝鮮軍は韓国人通訳を介してウクライナの調査官の質問に答えた。調査官は彼に捕虜となった経緯や偽のロシア身分証明書、ロシア軍の動向などについて質問した。

北朝鮮軍の兵士は「撤退するため森に入ったが、足を負傷して動けなくなった」と述べ、「3~5日間、1人でいたところ、兵士たちが来て私を連れて行き、注射を打って車に乗せた」と語った。

引用:ウォロディミル・ゼレンスキー大統領のXアカウント
引用:ウォロディミル・ゼレンスキー大統領のXアカウント

所持していたロシアの身分証明書に関する質問には「写真はなく、全てロシア語で書かれているため、名前(の記載の有無)も分からない」と答えた。

ロシア軍が村から民間人を追い出しているという情報を聞いたかという質問には答えず、代わりに交戦規則について受けた教育内容を説明した。

彼は「戦闘中に敵を捕虜にした場合、紙に『家』と『銃』を描いて、家に帰るか最後まで戦うかの二択をさせるよう教えられた」と述べ、「家に帰ると言えば解放し、戦い続けると言えば殺すよう指示された」と語った。

ただし、彼は所属中隊でウクライナ兵を人質や捕虜として捕らえたことはないと明かした。

ゼレンスキー大統領は「ロシアが、ウクライナについて何も知らない若者たちをいかに搾取しているか、世界はその真実を完全に知ることになるだろう」と述べ、「彼らはただ戦争を長期化させ、拡大させるためにロシアに利用されているだけだ」と強調した。

さらに「この戦争を必要としているのはロシアだけだ」と批判した。

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