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2025年01月22日水曜日
ホームニュース「ウクライナと戦うとは知らされず…」17歳で入隊、100人規模の密航船で送られる北朝鮮軍派兵の実態が明らかに

「ウクライナと戦うとは知らされず…」17歳で入隊、100人規模の密航船で送られる北朝鮮軍派兵の実態が明らかに

引用:ニュース1
引用:ニュース1

RBCウクライナとロイター通信によると、ウクライナ大統領のウォロディミル・ゼレンスキーは20日(現地時間)、ソーシャルメディアのX(旧ツイッター)で北朝鮮軍捕虜の尋問映像を公開した。

5分30秒の映像には、北朝鮮軍捕虜がベッドに横たわり、ウクライナの情報将校の質問に韓国語通訳を介して答える様子が映し出されていた。捕虜は自分が偵察局第2大隊第1中隊所属で、学校卒業後17歳で入隊したと語った。ウクライナへの派遣経路について、「約100人がロシアの貨物船で移動し、船には装備なしで人員のみが乗船していた」と説明した。さらに「乗船者らは列車に乗り換え、車内には6つのテーブルと寝台があった」と付け加えた。

ここで注目すべきことは、彼がウクライナに派兵されることを知らなかったと述べたことだ。「ここ(ロシア)まで来ても、ウクライナ人が戦っていることすら知らなかった」と語り、「実際に戦場に参加するまで、我々がウクライナと戦うことになるとは思いもしなかった」と述べた。また、母親も自分の居場所を知らないと添えた。

北朝鮮軍の被害については「一緒に来た仲間の中では多かったが、全体的な状況は把握していない」と答えた。また、ロシア到着後、一部の北朝鮮軍兵士がロシアの重火器操作訓練を受けたが、自分は個人的な訓練を受けていないと話した。韓国について知っていることを尋ねられると、北朝鮮より山が少ないと教わったと答えた。ゼレンスキー大統領は捕虜の尋問映像を公開し、「北朝鮮の戦争参戦に関するすべての事実が明らかになるだろう」と述べた。

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