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2025年01月22日水曜日
ホームニュース「中国人スパイ99人を逮捕」報道は「完全な虚偽」…在韓米軍が異例の声明 緊張続く朝鮮半島で広がるフェイクニュース

「中国人スパイ99人を逮捕」報道は「完全な虚偽」…在韓米軍が異例の声明 緊張続く朝鮮半島で広がるフェイクニュース

引用:聯合ニュース
引用:聯合ニュース

在韓米軍司令部は、韓米軍当局が昨年の「12・3非常戒厳」事態の際、京畿道水原市(キョンギト・スウォンし)にある選挙管理研修院で中国人スパイを逮捕し、在日米軍基地に移送したという韓国内のインターネットメディアの報道について、「完全な虚偽」であるとの立場を明らかにした。

在韓米軍は20日、公式声明を通じて「韓国メディアの記事で言及された米軍に関する記述と主張は完全な虚偽である」と述べた。さらに「在韓米軍は、韓米相互防衛条約に基づき朝鮮半島の安定と安全を維持する任務に専念している。国民の信頼を損なう可能性のある誤った情報の拡散を防ぐため、責任ある報道と事実確認を求める」と強調した。

これに先立ち、韓国のインターネットメディア「SkyeDaily(スカイデイリー)」は16日、米軍筋の情報を引用し、昨年12月3日の非常戒厳時に戒厳軍が米軍と共同作戦で選挙研修院を急襲、中国国籍者99人の身柄を確保し、彼らを平沢(ピョンテク)港を経由して日本の沖縄米軍基地に移送したと報じた。また18日には、当時逮捕された中国人らが人工知能(AI)を活用したコメント操作手法で韓国内の世論操作に関与していたと米情報機関に自白したという内容も伝えた。

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