10 C
Tokyo
2025年01月22日水曜日
ホームニュース岩屋外相、米大統領就任式に初の外相出席 マスク氏との邂逅からアーミテージ氏との対話まで、関係強化へ意欲

岩屋外相、米大統領就任式に初の外相出席 マスク氏との邂逅からアーミテージ氏との対話まで、関係強化へ意欲

引用:聯合ニュース
引用:聯合ニュース

20日(現地時間)、ドナルド・トランプ米大統領の就任式に招待され出席した岩屋毅外相は、「日本の外相が米大統領の就任式に出席するのは初め手であり、トランプ政権が日米関係を重視している証だ」と述べた。

共同通信とNHKは、岩屋外相はこの日、ワシントンDCの米議会議事堂内の中央ホール(ロタンダ)で行われた就任式に出席後、記者団に「就任式は非常に荘厳な印象だった」と語った。岩屋外相はトランプ大統領の就任式を契機に19日から23日までの5日間、米国を訪問する。外務省によると、過去には駐米日本大使が米大統領の就任式に出席していたが、今回は岩屋外相と山田重夫駐米大使が共に出席した。

また、岩屋外相は就任式前にセントジョンズ教会での礼拝に参加し、テスラCEOイーロン・マスク氏と遭遇したという。また、トランプ大統領の就任式後には、知日派として知られるリチャード・アーミテージ元米国国務副長官とも約50分間会談した。岩屋外相は「トランプ政権とも緊密に協力し、世界のための日米同盟となるよう努めたい」と強調した上で、「最も重要なのは同盟の抑止力と対処能力を高めつつ、中国の行動や北朝鮮の核・ミサイル、拉致問題に対する日米の意見を一致させていくことだ」と語った。これに対しアーミテージ元副長官は「米国は日本を温かく迎えており、新政権でも協力していく姿勢が表れている」と述べた。両者はアジア太平洋情勢や、日米韓、QUAD(日米豪印戦略対話)など志を同じくする国々との協力についても意見を交わした。

一方、この日岩屋外相はJ・D・ヴァンス米副大統領の就任を祝うメッセージも発表。「日米同盟の強化と自由で開かれたインド太平洋の実現に向けて、ヴァンス副大統領と緊密に協力していきたい」と強調した。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください