アメリカ・テキサス州ヒューストンなど南部地域に異例の冬の嵐が襲来し、最大15cm以上の積雪が予想されている。
アメリカ国立気象局(NWS)は21日(現地時間)、テキサス州、ルイジアナ州、ミシシッピ州、ジョージア州など南部地域に異例の冬の嵐が襲来し、冬の嵐警報を発令した。これらの地域では、1時間当たり平均5~10cm、多いところでは8~15cmの積雪が予報されている。
この異例の大雪により、ヒューストンにある2つの空港では、すべての航空便が欠航となった。また、テキサス州では南部を中心に約2万9,000世帯以上が停電に見舞われた。NWSによると、アメリカ東部の3分の2に相当する地域、また中北部と東部沿岸のほとんどの地域で、今月初めから「北極寒波」による厳しい寒さが続いている。