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2025年01月23日木曜日
ホームニュースウクライナ特殊部隊、ロシアのクルスク州で北朝鮮兵士の遺体を回収!DNA採取しデータベース化

ウクライナ特殊部隊、ロシアのクルスク州で北朝鮮兵士の遺体を回収!DNA採取しデータベース化

引用:ウクライナ特殊部隊軍のFacebook
引用:ウクライナ特殊部隊軍のFacebook

ウクライナ軍が、ロシアに派兵された北朝鮮軍兵士を攻撃し、その遺体から遺伝子サンプルを採取してデータベース化していると、ウクライナのメディア「レガネット」が21日(現地時刻)報じた。

ウクライナ特殊作戦軍の司令部は同日、フェイスブック(Facebook)に「第73海軍特殊作戦センターの隊員らが敵を撃破し、重要データを確保した」とのコメントとともに、1分51秒の映像を投稿した。

映像には、空中から発射された爆発物が、森林内の兵士らを攻撃する場面が含まれている。また、一団が森の中の遺体に接近し、綿棒で唾液を採取する様子、遺体の髪を切り取る様子、遺体が所持していた書類を回収する様子なども映し出されている。レガネットによると、この映像はロシアのクルスク州で撮影されたという。

ウクライナ軍特殊作戦軍は「敵軍への精密攻撃後、我々の隊員が現場整理作戦を実施した」とし、「特殊作戦中に排除した敵兵の数を集計し、彼らの武器や個人データに関する情報を収集した」と説明した。

レガネットは、この個人情報収集が特に北朝鮮軍を対象としていると伝えた。北朝鮮軍の身元特定と今後の調査のための資料確保が目的だという。

ウクライナは戦闘で得た北朝鮮軍の関連情報を、心理戦の手段としても積極的に活用している。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、12日に捕虜となった北朝鮮軍2名を公開した後、彼らの尋問映像などを続けて自身のSNSに投稿している。

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